産業医へ健康相談もできるの？産業医の仕事内容や業務の一部を紹介
健康診断の実施、結果に基づく労働者の健康を保持するための措置
産業医の仕事として、健康診断の実施や社員の健康を維持・向上するための相談や面談の実施などが挙げられます。健康状態を診断した上で、従来の労働が可能かどうかを判断するのも産業医の仕事のひとつです。
特に近年はメンタルヘルスの質が低下して業務遂行が困難となる企業の社員が増えていますので、産業医の診断は重要な要素となります。
面接指導
社員から相談を受けたり、健康診断の結果が悪い社員に対して、面接で健康指導を行ったりするのも産業医の業務のひとつです。
社員から希望された場合はもちろんのこと、健康診断などで面接指導の必要があると判断した場合には、速やかに面接を行いましょう。直接指導することで社員の健康状態をより深く把握できるうえ、指導内容を社員が理解しやすいというメリットがあります。
ストレスチェックの実施、面接指導の実施
産業医の大切な仕事として、ストレスチェックの実施が挙げられます。ストレスチェックは厚生労働省が推奨しているテストで、自分にどのくらいストレスがかかっているかを調べることができるというチェックテストです。
ストレスチェックで高ストレス者だと判断された社員に対しては、面接指導を実施し、業務遂行の可否や状況の改善についての診察を行います。
健康教育、健康相談
産業医は社員のメンタルヘルス以外にも、メタボリックシンドロームやそのほかの健康についての相談に乗ることもあります。また、健康を維持したり向上させたりするために必要なことをアドバイスするのも産業医の仕事です。
健康診断からメンタルヘルスのサポートまで、産業医は幅広い分野から社員の健康を守る重要な存在だと言えます。